お金持ちは、ますますお金もちに。一般人は、知恵を持って生き抜くことです。

一般人がグルメやファッション、新商品に踊らされ、消費行動に勤しんでいる中、知らないうちに、お金持ちは、お金持ちになる制度を作っているんです！

株式市場区分が変わる！

今現在、株式市場は東証１部、東証２部、マザーズ、JASDAQの４つに分かれています。それが、２０２２年４月からスタンダード市場、プライム市場、グロース市場の３つに変わるのです。

簡単に言えば、市場がランク付けされるということです。そして、その市場のランク付けの基準に従って、現在上場している企業が振り分けられるということです。

お恥ずかしながら、投資をしていながら、AFPの資格を取って初めてその情報を知りました。知らないうちに、しれっと制度ができているのですから、怖いですね！

その格付けによって株価にどう影響があるのかだいたい予想できますね。

企業がスタンダード市場、プライム市場、グローズ市場に振り分けられ、ランク付けされることになります。そのランク付は、厳しい要件で振り分けられるそうです。

だから、現在東証第一部に上場している会社であっても、プライム市場の上場基準を満たせなかった場合はスタンダード市場の指定となるため、実質的な「格下げ」となるわけです。そうなると、格付けが上にされた企業の株価は上がり、格付けが下にされた企業の株価は、下がると予想されます。

特に、東証一部のTOPIXは、市場再編に伴い、TOPIXから除外される企業も出るということです。そうなると、TOPIXの構成銘柄に投資していた人は、外れてしまった後の株価の変化に注意が必要です。投資信託やETFの投資対象から外れることで下落する恐れがあるからです。

お金持ちは、安い株しか買えない一般人と異なり、大きなお金を投資できるのですから、投資対象は優良企業ばかりでしょう。市場区分が変わった後は、プライム市場やグローズ市場に振り分けられる企業ばかりだと思われます。格付けが上位になった株価は上昇し、お金持ちは、ますますお金持ちになると考えられます。

今、１００円から投資できると簡単にLINE投資などがありますが、そのような少額で投資できる企業は、多分スタンダード企業に振り分けられるところばかりではないでしょうか。そのような企業の株は、格付けが下がり、株価は下がるものと予想されます。

それは、やはり、お金持ちにお金を出してもらうには、制度をお金持ちに有利に作ってあげる必要があるからです。悲しい現実ですが、貧乏人なんて相手にはしていないということです。その金持ちを日本だけじゃなく、外国から呼び込むには、制度を変える必要があるわけです。

利益団体の寄付が多ければ多いほど、政治家もその声を政治に反映する。これが、現在、まかり通っている世の中の仕組みです。

一般人が資産を守るにはどうしたらいいか。

やはり、まず何事にもマスコミに踊らされないということです。

流行っているからとか、簡単だからとか、マスコミに言われるがまま簡単に投資をしてしまわないということです。

情報をきちんと理解し、鵜呑みにすることなく、投資先を決めるにはきちんと企業情報を知るということです。

資産を守るには、日本や世界の経済状況を把握し、動向を注視し、自分の頭で考えていくという姿勢がこれからの厳しい時代を生き抜くために必要だと思っています。

知恵を持って生き抜くですね！