大丈夫です。スピリチュアルなことを言いたいのではありません。シンクロニシティは宇宙の法則なんです。
思いもしない形で
最近、私も、シンクロニシティを体験しました。
疎遠になっていて、連絡を取りたくても、電話番号や住所がわからず会えなかった人と偶然に会えたり、長年心にひっかかっていたことが、自分の身の回りで解決したりと、とても不思議なことが立て続けに起こっています。
どうしたら会えるだろう……とか、どうしたら解決するだろう……といろいろ悩んでも解決できなかったこと。それが、思いもしない形で答えがやってきたのです。
まるで、何か大きな力に導かれるように。
これをシンクロニシティだというのです。
シンクロニシティとは、「二つ以上の出来事が重要な意味を持って同時に起こること。そこには単なる好機の到来以外の何かが関わっている」(C・G・ユング)と定義されています。私たちは、自立した個人として努力していますが、まさに、同じ瞬間に、自分たちより大きな重要な力に巻き込まれてもいるということだということです。
ちょっと、難しいので、噛み砕くと、何かを成し遂げようとする際に、大きな力になってくれるすぐれた人との出会いや、うまくいく状態へと導く見えざる手が働いているということです。
運だと片付けない。宇宙の摂理、法則。
偶然の力に対して、人は、たいてい、「運が良かったから」とか、「奇跡」とか、「環境が良かったから」という言葉で片付けてしまいがちです。でも、そう言ってしまうと、自分の力ではどうしようもない気がして、自分は「運が悪いから」。「平凡だから」。「貧乏な環境に生まれたから」、「親ガチャだから」。とそうやって、自分を制限し、可能性を否定して諦めてしまうことにもなりかねません。
運とか奇跡などではなくて、それは、宇宙の摂理、法則で、誰もがその好機を享受できるとなれば、いかがですか?
コマが回って、目に見えない波動を起こし、数メートル先に影響を与えるといった、感じです。
スピリチュアルな話ではありません。
この世界は、可能性に満ち溢れ、素晴らしい! 誰もが豊かな人生を手に入れることができるわけです。
例えば、現在放送中の、「拾われた男」というNHKドラマを見ています。主人公が役者を目指して行動したことが波動を生み、航空券を偶然拾ったり、力になってくれる人が現れたわけです。「運が良かった」のではなく、あれこそ、宇宙の摂理、法則。見えざる手「シンクロニシティ」が働いた物語です。
シンクロニシティの働き方
シンクロニシティは誰にでも働きます。どんなふうに働くのか。この本には、実際、シンクロニシティを体験した著者ジョセフ・ジャウォースキー氏の実話が書かれています。
著者は、弁護士として成功していたものの、うまくいっていると思っていた家庭では、突然、何の前触れもなく妻から好きな人ができたと言われ、離婚し、家を出ることになります。
それをきっかけに、著者は、愛とは何か、どうして自分はそうなったのかとか、忙しい日常を離れ、自分を見つめ、心の赴くままに、本を読んだり、長期間、自由に旅をしたことで、後に、まるで雷に打たれたかのように、大きな社会事業に貢献したいという思いから新たな目標を見つけます。その後、弁護士を辞めて、新たな人生の目標のために、行動を起こすのですが、その過程で、必要な時期に、絶妙なタイミングで、大きく力になってくれる人と出会い、導かれていくのです。
面白いのは、ある雑誌から必要な情報が目に止まったり、そこからアドバイスする人に会えたり、また、その人から力になってくれる人をまた紹介してもらったりと、次から次へと、プラスが連鎖し、導かれ、自分の目標へと近づいていくのです。
著者は、その状況を、「これといって努力してなくても、ものごとがうまくいくようになり、大きな力になってくれるすぐれた人と出会い、繋がっていくようになった」と言っています。
ここで、著者は、「努力しなくても」と言っていますが、著者は目標に向かって行動しています。全く何もしなかったわけではありません。著者が言う努力とは、「やりたくないことを無理に行う努力」だと私は理解しています。
シンクロニシティを働かす方法
以下の3つが揃ったときに、著者は、シンクロニシティが働くと言っています。
1 心のあり方を、「世界はさまざまなもので構成されているという考え方」から「世界はひらかれていて、もともとつながり合いで構成されているという考え方」に変えること。→それを、著者は、心をひらいた状態にあるという。
2 1のように心のあり方が変化すると、自分をつながり合うものの一部として見るようになる→それを著者は、一体感という。
3 1、2の違う心のあり方を持って、一心に取り組み、行動すること→何が何でもそれを達成しようと手段を講じ、その実現のためには何でもするというのとは違う。恐れず、他人の意見に左右されず、悩まず行動に集中、自然と導かれるように行動する。
シンクロニシティの凄さを実感
ジョセフ・ジャウォースキーの「シンクロニシティ」を読むのは今回で2回目です。でも、1回目は今から4、5年前のことで、内容が理解できていなかったかのかもしれません。多分、自分の精神レベルがまだその段階にはなかったのかもしれません。
最近体験したことが、シンクロニシティではないかと思い、再度、図書館から借りて読みました。
そして、改めて読んで、驚いたのは、まさに、シンクロニシティ体験をしたその頃、私の心持ちが変わった時期でもあり、まさに、先の3つの要件が揃っていたからだと気づきました。
よく見ている動画「両学長リベラルアーツ大学」で、お金持ちマインドは、心を開き、人と繋がること。人が幸せやチャンスを運んで来るということを聞いていました。それで、「心を開き、人と繋がることを」意識しながら、今までやりたいと思っているだけで、やってこなかったことを挑戦しようという心持ちでいました。
そして、その状態は確かに、努力しているという感じではなく、楽しくやりたいことを自分の心に赴くまま行動しているという感じです。
それが、会いたい人に会えたこと。やりたいことに向けて行動したことが、いい出会いを生み、長らく解決できなかったことが解決できたことへとつながったわけです。
シンクロニシティの力は、人智を超えた宇宙の法則なんだとその凄さを実感しているところです。
豊かな人生を目指して!
食うために働かなければならなかった20代〜40代。
40代後半になると、人生先が見えてくる年代でした。
そして、50代になって、同じ仕事を辛い思いをしてずっとやり続けることへの疑問が湧きました。
人生一度きり。自分のやりたいことをしたいと、勇気を出して早期退職しました。今、自分がやりたかったことにチャレンジしています。
この「シンクロニシティ」の本を監訳した金井壽宏氏は、30代の中年予備軍、40代前半で中年への過渡期を過ごす人、40代後半から50代にさしかかり、「もう年貢の納め時だ」などど思い始めている人にこの本はベストフィットすると言っています。
自分の人生について悩んでいる方に、今立ち止まって、ぜひこの本を読んでシンクロニシティを体験していただきたい!
豊かな人生は誰もが享受できる。
この「シンクロニシティ」は宇宙の法則なのです。
コメント
ゆさっぽさん。おはようございます。
今回のブログ、何回か読み直したのですが、私には難しいようです。
豊かな人生を目指して! の 食うために働かなければならなかった20代〜40代。
今思うと一番充実していた時のような気がします。
私は、サブスクのアマゾンKINDLE UNKIMITEDで見つけた、89歳の現役精神科医が書いた ”うまいことやる習慣” を読んでいます。
この本でいうと、先生が偶然がかさなり、精神科医となった所がシンクロニシティかな?
1年中旅行もいられないし、どのような気持ちで過したらよのか、色々本を読んだ中で今までで一番参考になるように思います。
まだ、最後まで読んでいないのですが・・・・・。
これから沖縄へ出発します。
ホテルからゆさっぽさんがどの辺りに住んでいるのかと思いながら、見てみますね。
黄金期さん、おはようございます。
「うまいことやる習慣」の著書の体験もシンクロニシティですね。
黄金期さんが、こうして沖縄に来られることもシンクロニシティなのかもしれません!
昨日まで天候が悪かった沖縄は、今日からとてもいい天気、いい気候に恵まれそうです。まさに行楽日和です。これもシンクロニシティ!
いい旅でありますように\(^^)