人生100年時代なら、その折り返し地点。そろそろ、その準備を始めませんか。
リタイア後の暮らしをイメージ
定年後、どのような生活を思い描いていますか?
60歳で定年して、年金受給年齢の65歳まで働くのか働かないのか。
そのまえに、まず、現在の純資産額を算出してみましょう。
「FP協会提供」
そして、リタイア後、必要な生活費を見積もり、年ごとのイベントを予測して支出額を以下のキャッシュフロー表を作成してみます。
「FP協会提供」
キャッシュフロー表が出来上がったら、年ごと、赤字なのか、黒字なのか、いくら黒字なのかが明確になります。
赤字の場合
キャッシュフロー表を作成して、赤字になる場合はどうしたらいいか。
解決方法としては、もちろん、大きく以下の2点につきますね。
1 支出を減らす。
2 収入を増やす。
まず、一番とりかかりやすいのは、なるべく今からでも早く支出を減らすということですね。
そこで、支出を減らせるかは、家計をどう見直すかにかかってきます。
一番効果が大きいのは、固定費の見直しです。携帯電話料金、保険や住宅費など大きく影響します。個々人の家計によって支出額は異なってきますが、固定費を見直すとかなり支出を減らすことができます。
次に、収入を増やすですが、定年後、年金受給まで働かない場合は、再雇用するか、夫婦共働きをして収入を増やすという方法もあります。
また、低金利時代では、預金してもお金は増えないので、投資をして、資産額を増やしておくということも選択肢の一つとなります。
50代から最善の準備を
50代は、生活にゆとりができ、第2の人生に向けてどう生きたいのかという目標やイメージが具体的になってくる年代ではないでしょうか。
私も、第2の人生について具体的に考え始めたのが50代になってからでした。
社会情勢、経済状況は先行き不安定で、コロナ禍終息後は、社会も経済も大きく変化すると言われています。また、AIの進出で、人間が働く場がほとんど失われるというそんな話まで出ています。だからこそ、新たなステージに向けて、早くから準備しておくのはとても大切なことです。
人生100年時代。
今まで築き上げてこられた、資産を守り、また、これからも資産を新たに形成し、豊かな人生を送るため、長期的なライフプランを立ててみてはいかがでしょうか。
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