映画 パリタクシーを観て感じたこと

本・映画・ドラマ感想

幸せは人が運んでくる。心が豊になる映画です。

心を開くって、どうしたらいいのか

他人に心を開くって難しいですよね。

相手がどんな人かわからないし、人間が一番怖いっていう言葉もあるくらいです。

でも、そうだからと言って、全ての人が悪人ではないし、いい人がいるのは間違いはないです。

それなら、心を開くには、どうしたらいいの?

というのが、私の課題でもあります。

心を開くのは、初めから全開ではなく、また、誰も彼もではなくて、相手を見極めながら距離を縮めていくのではないかと思うようになっています。

この映画「パリタクシー」は、その距離の縮め方がうまく描かれた映画でした。

距離の縮め方

相手の話を聞いて、それに応じて自分の話をする。

まるで、シーソーゲームのような具合だと思います。相手の話ばかりでもなく、自分の話ばかりでもなく、お互いに、嘘のない打ち明け話をしながら、徐々に距離を縮めていくという感じです。

相手との距離感がつかめずに、すぐに仲良くなりすぎて、痛い目に遭う人がいます。

だから、ゆっくりと、時間をかけて、その中で、その相手が、なんかおかしいな……とか、この人とは合わないな……と感じたら、その感じたまま、無理して仲良くなる必要はないと思います。

だから、自分の中にある、本能ともいえる、動物的勘は信じた方がいいです。

そこで、自分の心に嘘をついて、相手と無理して合わそうとすると、詐欺にあったり、合わない人と付き合う羽目になったりする不幸なことになりかねません。

だから、相手を見極めながら、徐々に、急がず距離を縮める。縮めながら、見極めて、判断し、自分に合わないと思ったら深入りしない。

最近、私が思う、人間関係の付き合い方です。

この映画は、タクシー運転手と老婆は、絶妙なやりとりで進んでいきます。

ハッピーエンド

他人と知り合って、距離を縮めて、最後に待っていた、ハッピーエンド

「幸せは人が運んで来る」

タクシー運転手が、老婆と知り合って、最後に思いもよらないハッピーエンドが待っているのです。

自分の人生も、幸せを運んで来る人と出会いたいし、また、自分も、相手に対して、そういう人になりたい。

心がとても豊かに、ハッピーになる映画でした。

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