江戸の昔から「一生に一度はお伊勢参り」と、日本人の憧れの地であった伊勢神宮に行って来ました!
伊勢神宮への思い
私は、神社と言えば、初詣に行って、おみくじを引くくらいでした。
でも、昨年、出雲大社に行って以来、奇跡や不思議なことが身の回りに起こるようになってから、何か大きな力の存在を感じるようになり、神様はやっぱりいるんだと思うようになりました。
それなら、江戸の昔から「一生に一度はお伊勢参り」。それなら、日本最大の神様が鎮座する伊勢神宮に参拝に行こう!
と思い立ったのです。
今までは、天照大御神(あまてらすおおのかみ)って誰?
どうせ、神話でしょ。と思っていたこの私がです。
ほんとに、何が起こるかわからないのが人生ですね。
伊勢神宮の凄さ
旅に行く前には、目的地のことを調べておくと、旅は、数倍楽しくなるとの考えの元、もちろん、伊勢神宮の歴史を調べました。
知れば知るほど、凄い!
伊勢市に「祠」(やしろ)を建ててお祀り始めたのが今から2000年前。
そして、20年に一度、神の宮を建て替えるという式年遷宮が1300年にわたりずっと繰り返されてきたというから驚きです。
平成25(2013)年には62回目の遷宮が行われたということですから、次は、2033年に63回目の遷宮が行われるのです。
どうして、20年に一度、お金をかけて、新しい宮を建て替えるのかについては、記載がないそうですが、
『唯一神明造という建築技術や御装束神宝などの調度品を現在に伝えることができ、今でもいつでも新しく、いつまでも変わらない姿を望むことがでるということにこれにより神と人、そして国家に永遠を目指したと考えられます』
とあり、思わず納得。
文化を継承していくために、建築技術を伝え、宮大工を育てる重要な意味があるのではと思います。
二見興玉神社
二見 → 伊勢神宮外宮(豊受大神宮)→伊勢神宮内宮(皇大神宮)→朝熊岳が古来の参拝ルートだという。
私は、そのルートに沿って行くことにしました。
二見とは、二見興玉神社のことで、伊勢神宮に行く前に、そこで身を清めてから、伊勢神宮へとお参りにいくのが江戸時代古来庶民の慣わしだったと知りました。
二見神社の近くにある「夫婦岩」
こちらは、有名な夫婦岩と呼ばれている。
結ぶ大注連縄は、「結界の縄」と称されて、大注連縄の向うを常世神が太平洋の彼方から寄りつく聖なる場所、そして手前を俗世という隔たりを持ち張られているそうです。
夏至は日の出が、冬場は満月がこの夫婦岩の間から見えるそうです。
自然の力でできたこの岩の間を日の出と満月が昇るなんて、神のなせる技ですね。
朝早く行くと、朝日も拝めてとても気持ちがいいです。
伊勢神宮外宮(げくう)
外宮(げくう)では、豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしてから、1500年間ずっと、天照大御神(あまてらすおおみかみ)や豊受大御神、別宮の神様にお食事をお供えするお祭りが行われいるという。
朝夕、毎日、雨の日も、雪の日も。1日も欠かさず。
そのお供えのお米や塩などは、全部自給自足しているというから驚きです。
神社は、樹齢の長い木々に囲まれ、空気感まで神聖な感じがします。
気温が13度と、ひんやりと気持ちが良く、澄み切った空に木漏れ日が綺麗でした。
森林からもパワーがもらえる気がしました。
勾玉の形をしている「勾玉池」
水面が輝いて、見るもの全てが神秘的に見えました。
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