日経平均株価が初の4万円!!
靴磨きの少年の法則とは?
アメリカの元大統領、ケネディの父ジョセフ・P・ケネディのエピソードから出た法則。
普段取引しないような人が株の話をする時は、株価が大暴落する時だという法則です。
ケネディの父ジョセフ・P・ケネディは投資家でしたが、ある日、ウォール街で靴磨きをしてもらった少年に「〇〇の株は買った方がいいよ」と言われたことに驚き、近く株が大暴落すると察知し、持ち株全部を売却しました。
その後すぐに、大恐慌が起き、株式市場は予測通り大暴落。ケネディ氏は、難を逃れたということです。
つまり、靴磨きの少年は、普段取引しないような人です。
「靴磨きの少年の法則」とは、そのような人までもが、株の話をする状況は、株が暴落する時だと判断する指針としている法則なのです。
どうして、株が暴落するのか?
なぜ、普段取引きしないような人が参入し始めると、株は暴落するのか。
その流れは、理にかなっています。
まず、株価は、プロ達が仕込んで株価を上昇させる。そして、上昇した株価をメディアが報じる。
その報道を知って、投資未経験者が参入し始めて、株価がさらに上場する。
そしてその頃には、プロ達は、最初に仕込んだ利益を確定するために、株を売却するようになり、株価が下がる。それに驚いた未経験者が一気に手を引き、大暴落という流れを辿るわけです。
現在の高値は大丈夫?
日経平均株価が初の4万円台を超えました。
これはバブルだから必ず暴落する。という声と、実体経済が伴っているから、バブルの時とは違うから大丈夫。という2つの声があります。
私は、そのどちらかというと、一気に暴落する時が来るのではないかという懸念を持っています。
それは、まず、株価が3万円を超えた頃から、メディアはこぞって報道しています。
そして、4万円を超えた時は、現状について官房長官の好意的発言を報道をするなど、メディアはどちらかというと株を買いたいと思わせる報道をしています。
そして、NISAが2024年1月から開始したことに伴い、今まで、株取引に未経験であった者が、株取引に参入しやすくなっています。
また、驚くことには、SBI証券のサイトのTOPページには、「カスタマーサービスセンターに繋がりにくくなっています」という文字が書かれており、どれくらいの数の未経験者が殺到しているのだろうかと戦々恐々となりました。
これって、「靴磨きの少年の法則」に該当している状況に見えませんか。
いつの世も、株は上がり、上がったのは下がる。
どれだけ、自分の財産に責任を持てるか。最後は、自己判断になります。
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