最近、値段は変わらないのに、内容量が少なくなっていると感じませんか?
グラム数が半分に!
いつも購入している「出汁用削り節」がいつもより軽い?って思って袋を見たところ、300円120グラムが、値段は同じで、60グラムに減っていたのには驚愕しました。
半分って恐ろしくないですか?
300円とあるから、今まで通りだと思って手に取るわけじゃないですか。それなのに、120グラムから60グラムの半分だったからあまりの軽さに気づいたわけです。
もし、これが、120グラムから110グラムになっていたら、普通は比較しないから、気づかないうちに、以前と同じだとずっと騙され続けるわけです。
そんな方法よりも、値段を高くした方が本当は消費者にとっていいと思うのです。
なぜなら、高くなったから買う回数を減らそうとか、もっと他の商品を買おうとか、選択することができるからです。
ステルス値上げの騙しのテクニック
値段は以前のまま。内容量が減るというステルス値上げ。
対象物が以前よりどれくらい値上がりしているのか、正しく把握できないことが良くないと思います。
正しく把握できないと、消費者は、「以前より値段が〇〇円高くなったから、節約しよう」、他の商品を比較して、「他のものを買おう」という自由かつ合理的判断ができないからです。
これも行動経済学的にいう罠かもしれません。
お財布から出ていくお金は同じ。
なのに、なぜか足りない。気づかないまま、認識のないまま、多く買ってしまう。多く食べてしまう。
もしかしたら、内容量を少なくして、同じ値段で売る、便乗値上げがないとも限りません。
消費者センターの回答
勉強のために、消費者センターに、内容量を半分減らすことについて、妥当なのか聞いてみました。
ステルス値上げは、グラム数に関わらず企業の自由だという回答でした。
納得できない!
でも、私たち消費者は、結局、大きな力には弱く、必要なら買わざるを得ないわけです。
消費者に与えられているのは、買うか、買わないか。
私は、今後、この「出汁用削り節」を買うのを止め、他に値段に見合ったいいお出汁を見つけました。
消費者は、ますます賢くならないと大切なお金や生活を守れない時代です。
コメント
ゆさっぽさん。こんばんは!
我が家は8人の大家族。
ステルス値上げは本当に困ります。
出来れば、値段が1.5倍で量も1.5倍に、
量を増やすことで、コストダウンを図れるではと思うのですが・・・・
多分無理ですね。
我が家ではこの物価高でも、まだ生活費(電気料除く)の値上げはしていません。
大分、おかずの量も質も下がり、晩酌のつまみも当然希望を言えない状況です。
そこで、来年早々生活費アップの家族会議を考えています。
黄金期さん、おはようございます!
8人の大家族だと、毎日の献立を預かる主婦は大変です。
私も、栄養は落とさないようにいろいろ工夫しているところです。
賢い消費者になるしかないですね。
コメントありがとうございました\(^^)